市民の身近にAED
一般市民がAEDをさらに身近なものとして、誰もがストレスレスで扱えるようにしたい!
AEDとは自動体外式除細動器のことを言います。
A:Automated(自動)、
E:External(体外式)、
D:Defibrillator(除細動器)
平成16年に非医療従事者による自動体外式除細動器(AED)の使用が認められたことで、AEDは飛躍的に普及し、公共施設や駅構内はもちろん、街のいたるところで見かけるようになりました。総務省のデータによると一般市民が使用できるAEDは平成26年時点で国内約51万6千台に達しています。
また、現場に居合わせた人(バイスタンダ-)が、救急車到着までにBLS(Basic Life Support=一時救命処置)を適切に行うことで、心肺停止状態の人の救命率がBLSを行わなかった場合に比べ、約1.8倍高まることもわかってきています。
一方、心肺停止状態からの蘇生率は、1分ごとに7~10%低下していきます。救急車が現場に到着するまでの平均所要時間8.6分(平成28年度総務省消防庁データ)、その所要時間は年々伸びていることを考慮すると、まだまだ一般市民が使えるAEDの設置数は少なく、AEDを自信を持って活用できる一般市民も増やしていかなくてはなりません。
株式会社キュームラスでは、長年の救命救急講習事業で培った、CPR(心肺蘇生法)First Aid、酸素供給のスキルや知識をベースにより一般市民に向けたAEDや酸素キットを使ったBLSを普及させるべく、新たに「AED&O2 Support Service」事業をスタートさせました。